大会の特徴

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8年の時を経て、未来へ―。

Jヴィレッジ[東京2020オリンピック聖火リレー出発地]


 Jヴィレッジは、1997年日本初のサッカーナショナルトレーニングセンターとして作られ、サッカーに限らず、ラグビー・アルティメット・ラクロスなど様々なスポーツで利用可能な施設です。
 緑に包まれた広野町・楢葉町にまたがる広大な敷地には、天然芝グラウンド8面、人工芝グラウンド3.5面のサッカーコートを有しています。
 2011年の東日本大震災までの14年間、日本サッカーの聖地として年間50万人の人々が訪れるスポーツ施設とし、地域交流の拠点となっていました。
 しかし、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所事故の収束拠点として休業を余儀なくされ、緑あふれるグラウンドは作業車両の駐車場となり、作業員の寄宿舎も立ち並びました。
 そして震災から8年1か月、2019年4月20日にJヴィレッジは全面再開しました。
 本マラソン大会は、“東京2020オリンピック聖火リレーの出発地として選ばれたJヴィレッジ”で、これまで広野町・楢葉町で実施してきた大会を統合し、新たに地域に根付く「復興マラソン」として継続していく予定です。

広野町

広野町の風景

 広野町は、福島県の浜通り地方の南東部に位置し、東に太平洋、西に阿武隈山系を臨み、春の新緑、秋の紅葉など四季折々に美しく彩る自然豊かな町です。童謡「とんぼのめがね」が生まれ、唱歌「汽車」の舞台であると言われており、温暖で寒暖の差が少ない気候から「東北に春を告げるまち」をキャッチフレーズに掲げ、みかんが栽培できる北限としてもPRしています。
 2011年3月11日に発生した東日本大震災に起因する福島第一原子力発電所の事故により、町全域が緊急時避難準備区域に指定され、全町避難を余儀なくされましたが、区域解除後帰還が進み、3月末現在では4,117人が帰還し、帰還率は約87%となっています。
 東日本大震災・原子力災害から8年を迎え、現在町の中心部には災害公営住宅や公設商業施設(ひろのテラス)がオープンし、テナントビル「広野みらいオフィス」が立地するなど、街並みは大きく変貌を遂げています。また今年4月には認定こども園「ひろぱーく」やふたば未来学園中学校・高等学校が開校するなど双葉地方の復興を支える拠点としての環境整備が整いつつあります。

楢葉町

広野町の風景

 福島県浜通り地方の中ほどに位置する楢葉町は、春は桜、夏はアユ釣り、秋はサケ漁、冬は白鳥が飛来するなど四季折々の自然に恵まれた町です。
 2011年3月11日の東日本大震災と原子力発電所事故により全町避難を余儀なくされましたが、2015年9月の避難指示解除を受け、「新生ならは」の創造を目指して着実に歩みを進めています。町民の帰還も進み、2019年5月31日時点での居住者数は3,741人、震災前と比較した居住率は世帯数で64.3%、人数では54.3%となっています。
 国道6号線近くの町中心部に整備されたコンパクトタウン「笑(えみ)ふるタウンならは」では「ここなら笑(しょう)店街」や「みんなの交流館ならはCANvas(キャンバス)」が今年オープン1周年を迎え、国道を挟んで西側の「楢葉町総合グラウンド」には、通年で利用できる屋内プールやさまざまな競技に対応したアリーナ、各種フィットネスマシンを設置したジム、大型遊具のある屋内遊び場、全天候型のランニングコースなどの機能を備えた「ならはスカイアリーナ」が完成しました。町内外から利用者が集まる復興交流の拠点として、新たな町のにぎわいや活気を発信しています。

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